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ピル

避妊目的(OC)

ピルを内服することで、主に3つの作用により妊娠を防ぎます。
・排卵を抑制します。
・受精卵が着床しにくい状態をつくります。
・精子が子宮に入りにくい状態をつくります。

<利点>
・高い避妊効果です。
・女性主導で避妊を行うことができます。
・避妊効果以外の副効果があります。

<副効果として>
・月経困難症(生理痛)が軽減します。
・月経血量が減少し、貧血が改善します。
・月経周期が安定します。
・子宮外妊娠・卵巣嚢腫が減少します。
・子宮内膜症の症状や進行を抑制します。
・様々な疾患のリスクを低下させます。
(子宮体癌・卵巣癌・良性の乳房疾患・大腸癌・骨盤内感染症など)
・ニキビが改善する方もいます。

<欠点>
・毎日飲み続ける必要があります。
・頻度は低いですが、血栓症、心筋梗塞、乳癌のリスクがわずかに高まる可能性があります。

<取り扱いの種類>
・トリキュラー28   1か月分 3,000円 3か月分  6,600円
・マーベロン21    1か月分 3,000円 3か月分  7,700円
・ラベルフィーユ28  1か月分 2,500円 3か月分  5,500円
・ファボワール28   1か月分 2,500円 3か月分  6,600円

低用量ピル料金変更のお知らせ
低用量ピルの料金が変更になります。

令和7年8月より
・トリキュラー28   1か月分 3,000円→3,300円
           3か月分 6,000円→6,600円
・マーベロン21    1か月分 3,000円→3,300円
           3か月分 7,000円→7,700円

緊急避妊薬(アフターピル)

避妊に失敗したとき、または避妊をしなかった性交後、緊急に避妊を行う時に用いる薬です。
性交後72時間以内に内服をする必要があります。
診察時間内におこしください。
費用は 8,000円(自費診療)

<使用上の注意として>
・この薬は妊娠を完全に阻止できるものではありません

<リスク・副作用について>
・妊娠中・肝臓に重篤な障害がある方は使用できません。
・内服後も妊娠する可能性がありますので適切な避妊の手段をとってください。
・授乳中の方は24時間、授乳を避けてください。
・内服後に、月経のような出血が現れることがあります。また不正子宮出血や頭痛、吐き気、倦怠感、眠くなるなどの症状が現れることがあります。その場合は医師にご相談ください。

※ページ内に表示されている金額は全て税込みか非課税です。

月経困難症の治療薬(LEP)

準備中

更年期のホルモン補充療法薬(HRT)

更年期とは?

女性の多くは、50歳前後で生理(月経)が止まる「閉経」を迎えます。この閉経をはさんだ前後5年の約10年間を「更年期」と呼んでいます。この時期は、卵巣機能の低下から女性ホルモンの分泌量が減少することで、さまざまな不調が起きてきます。

更年期の症状

精神神経系の症状 頭痛、めまい、耳鳴り、抑うつ感、倦怠感、不眠、夜間目が覚める、不安感 些細な事がきになる、無気力、疲れやすい
物事が覚えにくい、物忘れが多い、判断力・集中力の低下
血管運動神経系の症状 顔や上半身がほてる、のぼせる、汗をかきやすい、冷え、動悸、息切れ、胸の締め付け感、手足の冷え
皮膚・分泌系の症状 皮膚や粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス(唾液分泌の低下)、ドライアイ、目が疲れる
消化器系の症状 食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感
運動器官系の症状 肩こり、腰痛、関節痛、背部痛、手のこわばり、手足のしびれ
泌尿器・生殖器系の症状 月経異常、頻尿、尿失禁、残尿感、性器下垂感、外陰掻痒症、膣萎縮症状

HRTとは

HRTはホルモン補充療法(Hormone Replacement Therapy)の略です
HRT(ホルモン補充療法)とは、更年期を迎え、女性のからだの中で分泌が低下してゆくエストロゲンを薬で補う治療法です

HRTを始める時期

一般的には更年期になり症状が出てきたころに始めます。
しかし、自覚症状が無くてもエストロゲンの欠乏により骨粗しょう症になっていることもあります。

治療方法

・内服(ピル・漢方)
・注射
・貼り薬
医師と相談でどのような治療をするか決めます。他の疾患が原因で更年期のような症状が出ている可能性もあります。更年期の時期になったら、婦人科での定期検診を受けて医師と相談しましょう。